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Proton VPNの評判は?無料プランの制限とできること・有料版との違い【2026年】

Proton VPNの無料プランでできること・できないことを公式情報で整理。接続台数やサーバーの選び方、データ量の扱い、有料のVPN Plusとの違い、始め方、解約・返金の手順まで、日本の個人ユーザー向けにまとめました。

Proton VPNは、暗号化メールのProton Mailで知られるスイスのProtonが提供するVPNです。VPNは、通信を暗号化してIPアドレスを隠す仕組みのことです。期間の制限がない無料プランがあるため、「まずお金をかけずにVPNを試したい」という人がよく候補に挙げます。この記事では、無料プランでできること・できないことを中心に、有料プランとの違い、始め方、解約の方法を公式情報だけで整理します。

結論:Proton VPNはこんな人におすすめ

無料プランの範囲で足りるかどうかが、選ぶときの分かれ目です。

向いている人

  • カフェやホテルの公衆Wi-Fiを使うときだけ、1台でVPNを使いたい人
  • 有料VPNを契約する前に、VPNアプリの操作感を無料で確かめたい人
  • Proton Mailなど、Protonのほかのサービスも使っている(使う予定がある)人

向いていない人

  • スマホとパソコンなど、複数の端末で同時に使いたい人(無料プランは1台まで)
  • 接続する国を自分で選びたい人(無料プランは国を選べない)
  • 円建てで、日本語のサポートを受けながら契約したい人

Proton VPNとは

Proton VPNは、Protonアカウントで使うVPNサービスです。Windows・Mac・Linux・iOS・Androidのアプリに加え、Android TV、Fire TV、Apple TV、ChromeとFirefoxのブラウザ拡張機能が公式のセットアップガイドに並んでいます。なお公式ガイドでは、アプリは端末の通信全体を守り、ブラウザ拡張機能はブラウザの通信だけを守ると説明されています。

公式の無料VPNページによると、無料プランでも広告は表示されず、通信の記録を残さない「ノーログ」方針が適用されます。有料のVPN Plusでは、140以上の国にある20,000台超のサーバーを使え、同時に10台まで接続できます。

無料プランでできること

公式の無料VPNページと料金ページで確認できた内容は次のとおりです。

  • 期間の制限なし:公式は無料プランを「ずっと無料」と説明しています。
  • データ量の上限なし:料金ページのFAQでは、データ量の上限や意図的な速度制限はないとされています。
  • 広告なし:無料プランでも広告は表示されません。
  • キルスイッチ:VPNが切れたときにインターネット接続を止め、暗号化されない通信が流れるのを防ぐ機能です。
  • Stealthプロトコル:VPN通信が制限されたネットワークでもつながりやすくする接続方式です。

無料プランでできないこと

一方で、次の点は有料プランとの差になります。

  • 接続は1台まで:同時に使えるのは1台です。スマホとパソコンを同時につなぐことはできません。
  • サーバーの国を選べない:料金ページでは、無料プランのサーバーは「10か国からランダムに選ばれる」とされています。
  • 速度の区分が異なる:料金ページの比較表では、無料プランの速度はVPN Plusより下の区分で表示されています。
  • P2P接続、NetShield、Secure Coreは使えない:これらは有料プランの機能として案内されています。NetShieldは広告やトラッカー、マルウェアをブロックする機能、Secure Coreは複数のサーバーを経由して接続する機能です。
  • ライブチャットの優先サポートは有料プランのみ:料金ページでは、VPN Plusの特典として案内されています。

「データ量の上限なし」と「国を選べない・1台まで」の組み合わせが、無料プランの特徴です。1台の端末で、つなぎ先の国にこだわらずに使うなら、無料プランで足りる場合があります。

料金プランと選び方

料金ページには、無料の「Proton Free」、VPNだけの「VPN Plus」、Protonのほかのサービスもまとめた「Proton Unlimited」の3つが並んでいます。

プラン

料金

主な内容

Proton Free

無料

1台、10か国のサーバーからランダムに接続

VPN Plus

月額 $3.49(2年・初回 $83.76)

140以上の国・20,000台超のサーバー、同時10台

Proton Unlimited

月額 $7.99(2年・初回 $191.76)

VPN PlusにMail・Drive・Passなどの有料版を追加

目的別の選び方は次のとおりです。

  • 公衆Wi-Fiで1台だけ守れればよい:まずProton Freeで十分か試します。
  • 複数の端末で使いたい、国を選びたい:VPN Plusが候補です。2年プランは初回に契約期間分をまとめて支払い、その後は12か月ごとに更新されます。更新後の料金は$83.88/年です。
  • Proton Mailの有料版も使いたい:Proton Unlimitedが候補です。料金ページでは、各サービスを別々に契約するより安いと説明されています。

公式ヘルプによると、途中で上位プランや別の期間に切り替えると、残りの期間はクレジットに換算されて新しいプランの料金から差し引かれます。無料プランで始めて、足りなくなったらVPN Plusに上げる進め方もできます。

始め方(登録から最初の接続まで)

Windowsアプリの公式ガイドで確認できた手順です。ほかのOSでも流れは近いですが、細かい画面は各OSのガイドを確認してください。

  1. 公式サイトのWindows向けページで「Download for Windows」をクリックし、x64版かARM64版を選んでダウンロードします。公式ガイドでは、ほとんどの人はx64版とされています。
  2. ダウンロードしたEXEファイルを開き、表示に従ってインストールします。途中で、ほかのProtonアプリを一緒に入れるかを選ぶ画面があるので、不要ならチェックを外します。
  3. アプリが開いたら、アカウントがない場合は「Create Account」から作成します。Proton Mailなどのアカウントを持っていれば、そのままサインインに使えます。
  4. 「Connect」をクリックすると、無料プランでは今いる場所に合った速いサーバーに接続されます。接続中はホーム画面が緑色になり、接続先の場所が表示されます。
  5. 接続先を変えたいときは「Change server」をクリックします。無料プランでは、決まった国の一覧(オランダ、日本、アメリカなど)から、別の国のサーバーにランダムで切り替わります。続けて切り替えるには、少し待つ必要があります。
  6. 使い終わったら「Disconnect」で切断します。

公式ガイドでは、動作条件はWindows 10の64ビット版(バージョン19045)以降とされています。

日本語で使うときのポイント

公式サイトの料金ページとダウンロードページは日本語で表示されます。一方、アプリ本体の日本語表示や、日本語でのサポート対応は公式ページで確認できませんでした。上の手順のボタン名は、公式ガイドの英語表記のまま載せています。

支払いはVisa・Mastercard・American Expressのカード、PayPalなどに対応します。料金ページは米ドル表示で、スイスフランやユーロも選べます。公式ヘルプでは、日本ではカード・PayPal・Apple Pay・Google Payで現地通貨に対応する場合があると説明されています。ドル建てで払う場合は、カード会社の為替レートや海外事務手数料がかかることがあります。くわしくは海外サブスクの支払い・解約ガイドを参考にしてください。

解約・返金の方法

解約の手順は、どこで契約したかによって変わります。

  • 公式サイトで契約した場合:account.protonvpn.com にサインインし、サイドバーの「Subscription」を開きます。「Cancel subscription」の「Continue」を選び、規約を読んで「Cancel subscription」を選択します。最後に理由を選んで「Submit」を押すまで解約は確定しないので、途中で画面を閉じないようにします。
  • App Storeで契約した場合:iPhoneの設定アプリで自分の名前をタップし、「サブスクリプション」からProton VPNを選んで解約します。
  • Google Playで契約した場合:Playストアでプロフィールアイコンをタップし、定期購入(Subscriptions)の一覧からProton VPNを選んで解約します。Google PlayのWebサイトからも手続きできます。

公式ヘルプによると、解約すると次の更新日まで有料機能を使え、その後は無料のProton Freeに切り替わります。Protonアカウント自体は削除されません。

返金は、返金保証(30日間返金保証)の期間内であれば申請できる場合があります。公式サイトで契約した場合はサポートに連絡し、App Storeで契約した場合は先に解約してからAppleのreportaproblem.apple.comで申請します。現金や銀行振込で支払った分は返金の対象外です。

Proton VPNと似たツール

ほかのVPNと比べたい場合は、次のツールが候補になります。

6つのVPNを日本語対応・料金・返金保証で比べた記事は、VPNおすすめ比較6選です。

よくある質問

無料プランのままで、ずっと使い続けられますか?

公式の無料VPNページでは、無料プランは期間の制限なく使えると説明されています。無料プランを使うために支払い情報を登録する必要があるかは、公式ページで明記されていませんでした。

無料プランで日本のサーバーにつながりますか?

Windowsアプリの公式ガイドでは、無料プランで「Change server」を押したときの切り替え先の国として、オランダ・日本・アメリカなどが挙げられています。ただし切り替え先はランダムで、国を指定して接続することはできません。

有料プランを解約したら、アカウントやデータは消えますか?

公式ヘルプによると、解約してもProtonアカウントは削除されず、次の更新日以降は無料プランに切り替わります。Proton Unlimitedから下のプランに変える場合は、新しいプランの上限を超えるとメールアドレスやカレンダーが使えなくなったり、ストレージが減ったりすることがあります。

まとめ

Proton VPNの無料プランは、期間とデータ量の制限がなく、広告も表示されません。その代わり、接続は1台まで、接続先の国はランダムで、P2P接続やNetShieldなどは使えません。公衆Wi-Fiで1台だけ守りたいなら無料プランから試し、複数の端末で使いたくなったらVPN Plusを検討する、という順番がおすすめです。

この記事で紹介したツール

Proton VPN

無料プランもあるスイス発のプライバシー重視VPN

評価
3.9
料金
月額 $3.49〜無料プランあり
日本語
対応